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借りてもいい、足らなかったら足せばいい~つばめから教わったこと~

今の住まいに住んだのは2011年震災の年。

2020年、10年目にして初めてつばめが巣を作った。つばめが来る家は繁栄するんだとか?うれしかった。

2021年、2年目、同じつがいがやってきた?!
最初オスがたくさんいたので、もしかしたらつがいが変わったかもしれない。
とにかく、同じ巣を2年使っていた。
最初の雛たち5羽が巣立ったとき、びっくり!
違うつがいがもう一つ車庫の奥の方に巣を作った。めちゃくちゃ小さな巣。3羽くらい生まれたのかな?我が家にはつばめの巣が2つになった。

2022年、3年目、3月の終わり。
今年は早い。2つの巣をいったりきたり、いろんなつばめたちが来た。
結局一組のつがいが結婚して、卵が産まれて、雛が生まれた。
3年目にして慣れたもので、私たちは静かに見守っていた。

ところが、おとといの早朝、つばめたちが大きな声で泣きわめいていた。
どうしたんだろう?と思ったけど、朝の忙しい時間だったので、気にはしていたけれど、車庫にはいかなかった。

息子を見送ったときに気づいた。
巣が落ちていた。ショックだった。
雛が重すぎて落ちたんだろうか?もう巣立ったんだろうか?

幸せが来るのがつばめなら、悪いコトが起きたらいやだなとか、
そんなことを考えてた。

掃除したものの、1日ブルーだった。
夕方は親たちが家の前の電線をいったりきたり、
巣のあったところにもいったりきたり、、かわいそうだと思った。

昨日の夕方、向かいの人にきいたら、猫かハクビシン?が、車の屋根の上に乗ってジャンプして落としたのを見たと言われた。ほとんど大丈夫だったけど1羽だめだったかも。。どうしようもできないけれど。追い払えなかったことに後悔した。

だけど、そのとき気づいた。

もう一つの小さな巣、昨年作った2つ目の巣に雛がいる。

飛ぶのを練習していた雛たちが自分たちの作った巣じゃない巣を借りているんだ。

親たちが行ったり来たりし出した。
でも、小さいんだよね。。。大丈夫かな?

今朝、また巣を見に行ったらびっくり!
土が足されていた。ツートンカラーになっている。
自分たちの巣じゃない巣を借りて、土を足して大きくしていた。

つばめってすごい!
子育てをあきらめない、なかったら借りればいい、作ればいい、
足りなかったら少しだけ足せばいい、
感動し過ぎて、なぜか号泣した。

私たちはなんですぐに諦めてしまうんだろう?
限界を作ってしまうんだろう?
無理せずにほんの少しだけできることをすればいいだけなのにね。
助けて貸してっていえばいいのにね。

そんなことを想った朝でした。

今度こそ元気に巣立ちますように。。